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会計用語集

会計用語:資産

企業が収益をあげるために使用する財産や、収益をあげた結果として企業に入ってきた財産のこと。

例えば、製品を売却して収益をあげているメーカーを例にとって考えてみましょう。

メーカーは、建物や機械などの固定資産を使って製品を作り、それを売却して売掛金に換え、売掛金を回収すると現金・預金が企業に入ってくることになります。

この時、メーカーが収益をあげるために使用した財産は、建物、機械、製品で、収益をあげた結果としてメーカーに入ってきた財産は、売掛金、現金・預金ですね。

そのため、ここで出てきた建物、機械、製品、売掛金、現金・預金はすべて資産ということになります。

企業の貸借対照表の資産の欄を眺めながら、一つずつ「なぜこの科目は資産になるのだろう」と考えてみると、その資産が企業にどう役立っているのかが見えてきますし、なぜこの資産を持っているのだろうと考えてみることで、企業のビジネスに対する理解が深まってきますよ。

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