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第3章 章末問題1
Q1.下記の企業はいずれも累積損失となっています。その結果、債務超過となっているのはA社、B社のどちらでしょうか?
A社の貸借対照表(単位:百万円)
資産の部合計 431,000
負債の部合計 788,000
純資産の部合計 ▲357,000
B社の貸借対照表(単位:百万円)
資産の部合計 46,000
負債の部合計 24,000
純資産の部合計 22,000
A1 A社
累積損失とは、非常に簡単にいえば、純資産の部の「利益余剰金」がマイナスになっている状態。その結果、純資産の部がマイナスになっているとき、「債務超過」という。B社は「資本の欠損」の状態であると考えられるが、厳密には純資産の部の中身を検証しないと分からない。ちなみに、A社はカネボウ株式会社の平成16年3月期の金額を参考に作成。B社は株式会社不二家の平成20年3月期の金額を参考に作成。

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