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会計用語集

会計用語:決算整理

決算書を作成するために必要な一連の手続きのこと。

ただ日々仕訳を切っているだけでは、決算書はできません。
1年の取引がすべて終了したら、その年に切ってきた仕訳をまとめたり、債権の貸倒額を見積もって引当金を設定したり、固定資産の減価償却費を計算したりと、決算をする中で決算整理という作業が必要になります。

例えば、仕入や広告費、雑費など通常の費用は、発生した都度仕訳を切っていくことになります。
しかし、貸倒引当金の設定や減価償却費などは、一回の仕訳で1年分をまとめて計上するのが通常です。

このように、仕訳というのはその都度切る仕訳と1年分をまとめて1回で切る仕訳があります。
そして、このような決算の時に必要な仕訳を切ったり、年間の仕訳を合計して決算書を作成する一連の作業を決算整理と呼ぶのです。

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